中国語検定の各級合格を目指して勉強されている方は多いと思います。
そしてその目的も様々だと思います。
中国語そのものの上達が最優先なのか、あるいは中国語検定合格が最優先なのかで、対策は違ってくるでしょう。
どのような試験でも、過去に出題された問題と似た問題が出題されたりします。つまり過去問から傾向を掴み、対策を練る必要があると思います。
実際、私の中国語検定2級の受験経験では、過去問と同じような単語、表現などが出題されており、それらを理解しているかどうかで随分と得点に違いが出てくると思います。
ただ、中国語検定は英語検定と違い、参考書の種類が非常に限られており、十分な試験対策ができない受験生も多いのではないかと感じます。
有名な試験対策分として下記の書籍が有ります。
- 合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック 筆記問題編
- CD3枚付 合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック リスニング問題編
おそらく多くの受験生が使用したことがある、或いは使ってみたいと思ってることでしょう。
ただ、私の印象では、上記トレーニングブックに掲載されている練習問題と同様な問題が実際の試験問題に出題されるかというと違うと思います。確かに、筆記問題編に記載されている基本文型の習得や、リスニング問題編に記載されているあらゆる場面を想定した中国語表現は、中国語の実力養成という観点では非常に有益だと思います。しかし、私の経験では、上記トレーニングブックを繰り返し読んでも、実際の検定試験では得点に結びつきにくかったです。
そこで私は取った対策は、高電社のインターネットサイトで申し込める中国語検定の過去問利用です。
中国語検定協会のホームページでも一部過去問の閲覧は可能ですが、あまり古いものは利用できませんし、リスニングの音声は利用できません。その点、高電社のサイトでは、10年以上前の試験問題も利用可能で、リスニング音声も利用可能となっています。
実際に私は過去10年分の試験問題を解いてみたのですが、よく出題される問題、よく使われる単語や表現というのが把握でき、それらが実際の試験で非常に役立ちました。当然ながら、実際の過去問は、上記トレーニングブックに記載されている練習問題とは違っており、実際の過去問を利用して試験対策を行うことが如何に重要かを思い知りました。
私は2級の受験経験しかないのですが、何級であってもこの高電社のサイトの過去問を使ってしっかりと傾向を掴み対策を取れば、効率よく得点に結びつくのではないかと思います。
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