【イチゴ】紅ほっぺをベランダで育てよう 2 葉が枯れる 10月

イチゴ栽培状況

10月初めに苗を購入してプランター栽培を開始しました。10月中は大体2~5日に1回くらいの頻度で水やりをしています。10月は上旬と下旬とで気温が結構違ってくるので、天気、気温、土の乾き具合などを考慮して水やりの頻度を決めています。

心配なのは10月中旬以降、特に下旬に急に枯れ葉が目立ってきたことです。枯れ葉の状況としては、葉の外側から内側に向かって枯れているものが多い印象です。基本的に新芽が順調に育っている状況ですが、一部の苗で元気のない新芽もあります。一旦枯れた葉は元に戻らないそうなので、枯れ葉は取り除きます。

元肥入りの市販の野菜用培養土を使用しており、別途肥料はまだ与えていないので、肥料の濃度障害は考えにくいです。根に何かしらの問題が発生しており、水分や肥料の吸収が出来ていないなどが考えれれます。植え替えのストレスもあるのでしょうか。

一部プランターは陽当りの良い室外機の上に移動させて元気の回復を祈ります。


【葉が枯れる原因】
  • 古い葉のふちだけが枯れる。
    • 単純な老化現象なので気にしない。
  • 新葉のふちだけが枯れる。
    • チップバーンという生理現象。
  • 葉の外側から内側に向かって枯れる。
    • 根腐れ病など根になにか問題が起きている可能性。
    • 肥料の濃度障害の可能性。
    • カルシウム欠乏の可能性。
      • 通常は土中のカルシウムが不足するということは起こりにくいようなので、根からのカルシウム吸収不良の可能性。

【栽培環境】
  • 紅ほっぺの栽培。
  • プランター栽培。
  • 日当たりの良いベランダ。
  • 雨はしのげる。
【イチゴの基礎知識】
  • イチゴのツブツブは種ではない。
  • いちごは一季成り性イチゴと四季成り性イチゴに分類される。
  • 一季成り性イチゴは冬から春にスーパーで売られるもの。
  • 四季成り性イチゴは夏から秋にケーキ屋でケーキとして売られるもの。
  • 小粒より大粒のイチゴを選んだ方が甘い。
【紅ほっぺとは】
  • 果実サイズが大きくて糖度も高い品種。
  • 植物体も大きく育ち、栽培も簡単とされる。

イチゴの年間作業
(紅ほっぺをベランダでプランター栽培した場合)

【10月】
  • 苗を購入し、プランターに植え替える。
    • 9月中でも可。寒くなる前に行うと生育上良い。
  • 市販の野菜用の培養土を使用。
    • 元肥入りなら別途肥料は加えず。
  • クラウンは地表にでるように植える。
    • クラウンには新しい葉が出る成長点があるので、クラウンを土の中に埋めてしますと新芽が出でてこなくなる。
  • 日当たりと風通しの良い場所に置く。
  • 水やりは土の表面が乾いたら行う。
    • 天候次第だが2~3日に1回くらいが目安。
    • 土の表面が乾いていても鉢底の土は湿っていると思われる場合は控える。
  • 枯れ葉があれば取り除く。
【11月以降】
  • 今後新しく作成されるページ上で更新予定。

参考情報

【栽培全般】
イチゴソムリエの肩書を持つ宮﨑大輔(Daisuke Miyazaki)氏による情報。
イチゴ栽培全般の解説。
プロ農家によるいちご苗の育て方を写真と共に解説。

【葉が枯れた時】
北海道原子力環境センタ−による葉の状態別栄養障害を写真付きで解説。
イチゴソムリエの肩書を持つ宮﨑大輔(Daisuke Miyazaki)氏による情報。

【書籍】
月毎に作業すべきことが簡潔に記載されており、年間を通して何をいつ行うかが一目瞭然です。非常にコンパクトで一般の家庭菜園レベルであればこれで十分だと思います。

使用品・購入品

【苗】
イチゴ 紅ほっぺ 12ポット

【土】
草花・野菜用の培養土 元肥入り
成分:ココヤシピート、バーク堆肥、パーライト

【鉢】
プランター 6つ 通気性・排水性のよいスノコ・底穴構造
幅:45cm
奥行:20.8cm
高さ:17cm
容量:7L

【肥料】
あま~い!イチゴ肥料
アミノ酸入り肥料 N:4・P:6・K:2・Mg:1

時期:11月中旬~12月中旬
頻度:1か月に1回
量:  土10Lあたり20g(プランターの場合)
場所:鉢のフチ

時期:2月上旬~4月下旬
頻度:1か月に1回
量:  土10Lあたり20g(プランターの場合)
場所:鉢のフチ

時期:6月中旬~7月中旬(収穫後)
頻度:1か月に1回
量:  土10Lあたり20g(プランターの場合)
場所:鉢のフチ

あま~い!イチゴ肥料 - 製品情報 - 株式会社 東 商


紅ほっぺの履歴書

  1. 2022/10/01 紅ほっぺの苗 本を注文。
  2. 2022/10/02 紅ほっぺの苗をプランターに植え替え。
  3. 2022/10中旬 枯れ葉取り。
  4. 2022/10下旬 多くの苗の葉が枯れ始める。一部プランターは日当たりの良い室外機の上に移動。

YOUTUBE

【イチゴ】紅ほっぺをベランダで育てよう 2 枯れ葉取り 10月

【過去動画】

写真

10月中旬。葉の数が増え、サイズも大きくなってきました。とても元気です。

10月下旬。突然葉の枯れが目立ち始める。植え替えのストレス、根や土の排水性、通気性の問題、単なる生理現象などが考えられそう。土は野菜用の培養土を使用しており、元肥入りなので別途肥料は与えていません。土との相性が悪かったのでしょうか。

一番症状の悪い苗は瀕死状態。

12苗でこんなに枯れ葉がでるのはやはりおかしい気がします。

葉が枯れる一方で、ほとんどの苗は新しい芽が出てきています。これには安心。


室外機の扱いとしては良くないのですが、日当たりが良いのでしばらくこちらで元気の回復を祈ります。

コメント