【ラズベリー】グレンアンプルとグレンモイを自宅で育てよう 2 新梢と葉枯 10月

ラズベリー栽培状況

9月末に苗を購入して鉢植えと地植え栽培を開始しました。鉢植えは日当たり良く雨はしのげますが、地植えは午前中のみ日当たりが良いものの、塀際で狭く排水性が良くなさそうで、雨の影響有りです。伸びている茎は糸で簡単なネットを作って支えています。今のところ支柱はなくても大丈夫そうです。

10月中は鉢植えに対しては大体3~4日に1回くらいの頻度で水やりをしています。地植えに対しては雨の水に頼っているのでほとんど水やりをしていません。10月中は鉢植えも地植えも生育上特に違いは見受けられません。一部葉が枯れだしたりしたところは取り除いています。少しずつ涼しくなってきていますが枝先から新芽を伸ばしたり、株元からシュートが出てきたりしています。

少し気になることは、地植えに比べて鉢植えの方が葉の枯れが目立っていることです。特にグレンアンプルの鉢植えに関しては葉の外側の枯れが目立っています。根の問題なのか、水分の問題なのか、単なる老化現象なのか、理由は良く分かりません。

今の長く伸びている茎はおそらく1年目の茎、プリモケーン(primocanes)だと思われるので、剪定は必要ないでしょう。その茎は来年2年目になるとフロリケーン(floricanes)と呼ばれるようになり、結実後枯れるのでその時に剪定します。来年春には地面から1年目の茎、プリモケーン(primocanes)が新たに生えてくることでしょう。

10月中は水やりと枯れ葉取り以外特にやることはなく、悪い変化がないかどうかを観察しています。11月も同様でしょうか。


【栽培環境】
  • グレンアンプル1苗とグレンモイ1苗を鉢植え栽培。
  • グレンアンプル1苗とグレンモイ1苗を地植え栽培。
  • 鉢植えは日当たり良好。
  • 地植えは午前中のみ日当たり良好だが、塀際でとても狭く排水性は良くなさそう。
  • 鉢植えは軒下なので雨はしのげる。
【ラズベリーとは】

  • バラ科キイチゴ属の果樹で、フランボワーズとも呼ばれる。
  • 美しい赤色の実は甘みと酸味があり、世界各地で食用とされている。
  • 耐暑性・耐寒性が高く、鉢植えでも収穫できる。
  • 棘がある。
  • 趣味で果実を育てている方のラズベリー栽培記録。

【グレンアンプルとは】

  • トゲなしで収穫しやすい品種。
  • 香り高く、一般種の約1.5倍の大実が魅力。
  • 甘味・酸味とも強く、メリハリのある味。

【グレンアンプルとは】

  • トゲなしで収穫しやすい品種。
  • 従来の品種より風味が良く大実で果実色は赤系。
  • アブラムシの抵抗性があり、育てやすいのも特徴。


ラズベリーの年間作業
(グレンアンプルとグレンモイを軒下及び路地(露地)で鉢植え、地植え栽培した場合)

【9月】
  • 苗を購入し、鉢、路地(露地)に植え替える。
  • 市販の果樹用の培養土を使用。
    • 元肥入りなら別途肥料は加えず。
  • 日当たりの良い場所に置く。
  • 水やりは土の表面が乾いたら行う。
    • 天候次第だが2~3日に1回くらいが目安。
    • 土の表面が乾いていても鉢底や地中の土は湿っていると思われる場合は控える。
【10月】
  • 水やりは土の表面が乾いたら行う。
    • 天候次第だが3~4日に1回くらいが目安。
    • 土の表面が乾いていても鉢底や地中の土は湿っていると思われる場合は控える。
【11月以降】
  • 今後新しく作成されるページ上で更新予定。

参考情報

ベリーの種類

様々なベリーについて解説。

フィンランドで活動する協会、Arktiset Aromit ryによる各種ベリーの紹介。


用語

プリモケーン(primocanes)

  • 1年目の茎(枝)。
  • 1季なりの品種の場合、この1年目の茎には実がならない。

フロリケーン(floricanes)

  • 2年目の茎(枝)で、プリモケーン(primocanes)の翌年の茎。
  • 花が咲き、実がなると枯れる。

サッカー

  • 根は地下茎で横方向に伸び広がり、空に向かって新しく枝を伸ばすことがある。この株元から離れた地下茎から出てきた枝のこと。
  • 吸枝(きゅうし)とも言う。

シュート

  • 本株の根元(株元)や幹から立ち上がってくる新しい枝。
  • 「ひこばえ」、「苗条(びょうじょう)」、「芽条(がじょう)」とも言う。


使用品・購入品

【苗】

グレンアンプルの苗2本とグレンモイの苗2本、合計2種類を4本。

【土】

果樹・庭木の培養土
特徴:保水・排水性に優れた配合。
成分:ヤシガラ繊維・ピートモス・赤玉土・鹿沼土・軽石

【鉢】

既に所有している8号(直径24cm)の鉢を使用の為、鉢の購入は無し。サイズ的には小さいかもしれないので、1~2年後により大きいサイズの鉢に植え替えをする必要があるかもしれない。特に排水性や通気性などに優れている訳ではない。


ラズベリー(グレンアンプル、グレンモイ)の履歴書

  1. 2022/09/28 グレンアンプルの苗2本とグレンモイの苗2本、合計2種類、4本を注文。
  2. 2022/09/30 グレンアンプルの苗1本とグレンモイの苗1本をそれぞれ8号の鉢に植え替え。残りのグレンアンプルの苗1本とグレンモイの苗1本は地植え。
  3. 2022/10   支柱代わりに糸で茎を支える。枯れ葉取り。


YOUTUBE

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【以前の動画】


写真

鉢植えのグレンモイ。この子の株元からシュートが元気に出てきている。

鉢植えのグレンアンプル。この子は葉の枯れが一番目立つ。移植のストレス、水やり、根の問題、単なる老化現象などが考えられます。ゴメンね。

地植えのグレンアンプルとグレンモイ。鉢植えより葉の状態が良いように感じる。糸を支柱代わりにしています。

枝先からの新しい葉は4つの苗全てから出ている。

【以前の写真(過去のブログ記事)】

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