キウイはよくお店で購入して食べることが多いので、自宅で育てて収穫してみたいと思うようになりました。ベランダで鉢植え栽培なので場所は狭いですが、物干し竿などを使って簡単な棚にしてキウイを育ててみたいと思います。
育てるのは1本でも果実がなるとされるスーパーエメラルドです。これなら栽培場所が多少狭くてもどうにかなりそうです。
キウイの基礎知識
- キウイフルーツという名称は、ニュージーランドからアメリカ合衆国へ輸出されるようになった際、ニュージーランドのシンボルである鳥の「キーウィ (kiwi)」に因んで1959年に命名された落葉蔓性植物。
- キウイにはレモンよりも多くのビタミンCとみかんの10倍のビタミンE(果物で最大)、豊富なカリウム、食物繊維を含む。
- キウイは糖度の低いうちに収穫して追熟する。
- 果実にびっしり生えている毛のおかげで虫や雨から実を守る。
- つる性植物だが木質化する。
- 雌雄異株なので、オスの木とメスの木をつがいにしないと子ども(果実)ができない。
- マタタビ科の植物なので猫が寄ってくることがある。
スーパーエメラルドとは
- 別名:ニューエメラルド、ダンディライオン。
- 受粉樹が必要ないので、初心者の方でも育てやい。
- 果肉は鮮やかなエメラルドグリーン。
- 1果あたり約100g程度の果重。
- 市場でよく出回っているヘイワードよりも糖度は高く、さわやかな風味。
- 収穫は11月上~中旬ごろ。
育て方
品種は違いますが、キウイの栽培ガイドブック。【植え方・用土】
寒さに強いが、芽吹き後は急に寒さが苦手になるので、春の芽吹き時に寒風が当たらない場所に植えると良い。乾燥や多湿に弱いので水はけがよく、保水性のある土壌に植える。
【水やり】
鉢植えの場合は、4月中旬から9月ごろまでは鉢土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと与える。落葉時期の冬は1週間以上鉢土が乾かないこともあるので、水の与えすぎに注意。10月ごろからは鉢土の表面が乾いていても土中が湿っている場合、鉢を持ち上げて重い時は水やりはしない。
庭植えの場合は、水やりは必要ないが、雨が降らない日が続く時は水を与える。
夏に水切れさせると落葉し、果実が収穫できなくなる。一度水切れすると葉が萎れ、その後水を与えても葉は復活せず枯れ落ちるす。
【肥料】
11月ごろ有機質肥料を与える。
【剪定】
キウイの棚仕立ては基本的にブドウの棚仕立てと同じになる。主幹上部の勢いの良いツルを上へ伸ばすように育て、主ツル候補から外れた下から伸びるツルは早い時期に切り落とす。時期は春~夏でも大丈夫。主幹の下の方から出てくるツルは下に捻じ曲げ、切り戻して葉数を増やし、主幹を太らせるための力枝とする。 棚の上部まで主ツルが伸びたら、横方向に誘引する。冬になったら、力枝や脇枝はすべて切り落とし、主ツルも木質化した部分まで30cmくらい切り戻す。
つるが旺盛に茂るので放っておくと日当たりが悪くなる。5~6月に込み合う枝や主枝の上から出た枝は芽かきをする。6~7月に10節残して摘芯しておくと枝が充実して翌年の花芽がよくつく。
キウイの枝で今年伸び出した蔓のうち、果実の甘さの元となる養分を作っている葉は梅雨明けまでに伸びていた部分までが重要であり、その後に伸び出た葉は枝の伸長のために養分を消費する枝なので切り取った方がよい。
キウイの剪定と仕立て方をイラストで解説。
制定方法をイラストで解説。
ハイターで剪定バサミの消毒方法解説。
食べ方
キウイは収穫後に追熟しないと甘くならない。エチレンという成熟ホルモンが作用することで追熟される。エチレンはリンゴ、バナナ等から発生されるので、袋に一緒にいれ、常温で数日経過で追熟される。エチレンは空気より重いので、リンゴやバナナをキウイの上に置くと良い。キウイだけを置いておくだけでは追熟できないが、テーブルの端などにゴツンとぶつけたキウイ、又は表皮に傷があるキウイもエチレンを発生すると言われる。
購入
【苗】
キウイ苗木【1本でも成るスーパーエメラルド】3年生 接ぎ木
【土】
成分:ヤシガラ繊維・ピートモス・赤玉土・鹿沼土・軽石
【鉢】
上部:外径43cm 内径38cm
底部:外径27cm 内径26cm
高さ:41.5cm
容量:33L
【マルチング】
くつきマルチバーク50L|自然に優しい園芸用に最適な土・肥料|e-土.com
もっと加工が荒いかと思っていたが、結構細かく粉砕されてふかふかしている。
スーパーエメラルドの履歴書
- 2022/10/24 スーパーエメラルドの苗を注文。
- 2022/10/25 鉢植え。
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