会社を辞めて独立する場合、会社を設立すべきか、或いは個人事業主で事業を行うべきか。
一人又は家族で行う事業であれば、個人事業主で問題はないだろう。
ただ、信用力という社会的評判がほしいのであれば、会社を設立してもいいのではないか。事業の実態は個人事業と同じであっても、会社を経営してます、会社の代表をしています、といった自慢をしたい、尊敬の眼差しがほしいのであれば、会社を設立するのもありかなと。そんな外面にこだわるのは、まだまだ若い証拠なのか、つまらない見栄なのか。
でも人生で一度くらい会社を設立して、いわゆる社長になってみてもいい気もする。世の中会社勤めが当たり前だけど、会社の設立と社長を経験してみるのも貴重だと思う。それが上手くいかなくてもね。
問題は会社を設立するのにどのくらいの費用がかかるかだ。どうも最近は合同会社という形態もあり、更には、低コストでクラウドで会社設立ができるようだ。
社会的信用
- 株式会社の方が優位。
- 合同会社は株式上場が出来ない。
決算公告
- 株式会社は義務。
- 合同会社は必要なし。
経営と所有
- 株式会社は、株主がその会社の所有者となり、取締役などの経営者にその会社の経営を任せるという方式が一般的。
- 中小企業の場合であれば、株主=社長という形態がほとんどで、実態としては経営と所有の分離というのは明確でない場合が多い。
- 法人の所有割合は、株式の保有割合によって決まるので、株式を多く持っている人に重要な決定権がある。
- 合同会社は、株主=経営者となり、経営と所有の分離が無く、ある意味小規模な会社などの実態に即した形だと言える。
- 合同会社の意思決定は、出資者全員に同等の発言権が持たされる。
経営者の表現
- 株式会社の経営者は取締役や代表取締役と表現。
- 合同会社の経営者は社員や代表社員と表現。
役員
- 株式会社の役員の任期は最長10年。
- 役員の任期が切れて再任する際、法務局に対して登記手続きを行う必要。
- 合同会社の役員の任期に定めはない。
ネットでの会社設立サービスを行っている会社に、マネーフォワードやクラウドといった会社があるので、検討してみたい。
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