鉢増しと鉢替えと大きすぎる鉢への植え替え

 【鉢増しと鉢替え】

鉢増しとは、今以上に株を大きくしたい場合に1~2回り大きな鉢に植え替えること。

鉢替えとは、株をあまり大きくしたくない場合に同じ大きさの鉢に植え替えること。

鉢増しは徐々に一回りずつ大きな鉢に植替るのが良いとされます。理由は小さな苗を大きな鉢に植えると、株元周りの土とその周囲の土の乾燥具合が違ってくるからとされます。株元周りの土は乾燥しているが、その周囲の土は湿った状態で酸欠状態だと、根を伸ばし難くなり根腐れを起こしやすくなるようです。

植物より不釣り合いな大きな鉢に植えた場合、根が鉢壁になかなか当たらず枝分かれしないので、細根の少ない貧弱な株に育ってしますそうです。地植は余分な水は全て地中に流れるが鉢は地植と同じ状態にはならないので、地植えと同じ理論で考えては駄目なようです。

また、樹の成長と実の収穫のどちらを優先させたいかで鉢のサイズが変わってきます。樹の成長を優先なら大きめなサイズでも良いが、その分子孫繁栄能力が働かず実はあまりならないそうです。

一般的に植物をいきなり大きな鉢に植えると、鉢の外周に沿ってしか根が発達せず、鉢の中心部が空洞化するようです。


【鉢増し、鉢替えに関する情報】


以上のような理由で、植物の生長に応じて徐々に大きな鉢に植え替えをすることが推奨されています。

確かにそうかもしれません。でも手間ですね。そして定期的に鉢を買って、使わなくなった鉢は保管しておかないといけません。

排水性のよい鉢であれば、地植えに近い環境と考えても良いのでしょうか。

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