ACAMS 公認AMLスペシャリスト

ACAMS、CAMS、マネロンの国際資格とは何か、以下解説です。


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ACAMS

ACAMSは、金融犯罪対策に従事するプロフェッショナル向けの世界最大の会員制組織になります。

そのACAMSで受けられる試験の一つに、「CAMS認定資格(Certified Anti-Money Laundering Specialist, 公認AMLスペシャリスト)」があります。

近年金融犯罪が注目を集めることで、コンプライアンスの重要性が認知され始めてきています。CAMS認定資格は、マネー・ローンダリングの主な原則とその防止対策・知識に関するグローバルな資格として確立されています。世界中の機関、政府、及び規制当局からAML認定資格のスタンダードとして認識されています。

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特に金融機関に務める方には馴染みのある資格になります。もちろん、部署にもよりますが。近年は日本人の受験者も増えてきているらしいです。そして多くの受験者が無料の練習問題を欲しがることでしょう。いくつかの無料で利用できる練習問題のサイトを紹介するとともに、注意点もお伝え致します。


以下は無料サンプルテストのサイト。注意が必要なのは、どの無料サイトの問題であっても、或いは、AmazonのKINDLEで購入できる試験問題本であっても、必ず間違った回答が混ざっていることである。それを知らないで答えだけを覚えてしまうと実際の試験で大変なことになりかねないので注意して下さい。

私がなぜそのことに気が付いたかというと、かなりの数の練習問題を解く過程で、同じような質問なのに回答が違っていたり、ACAMS公認のテキストの解説とは一致しない回答であったりしたからです。

なので、なぜその答えになるのかをしっかりと理由も考えて問題を解くようにして下さい。


問題数が多く、世界中の回答者からの意見も確認できるので、次の3つはおすすめです。


おそらく次のものやその他無料サイトのものはやらなくても大丈夫です。時間的余裕があればチャレンジして下さい。



実際の試験
  • なるべくなら英語のテキストで勉強し、英語で試験を受けたほうがいいと思います。その方が英語の日本語の各種表現方法の違いで戸惑わなくて済むからです。もちろん、英語と日本語それぞれ理解をしていれば問題ありませんが。
  • 上記日本語の試験問題もそうですし、実際の日本語でのテストもそうですが、本当に変な表現の日本語がたくさん出てきます。高額な費用を払う割には、翻訳レベルが非常に低いです。その意味では、上記日本語の練習問題で変な日本語に慣れておくというのもありです。
  • 実際に私が試験を受けた際は、上記無料練習問題と同じ問題がたくさん、いや、ほとんど出題されました。答えも自信があったのですが、不正解となった問題もいくつかあり、やはり無料問題の回答が間違っていたのだなと思ったものです。

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