クランベリーを栽培してみようかと少し興味が湧いてきた時に色々と調べてみたところ、クランベリー、リンゴンベリー、コケモモなどの呼び名が沢山出てきたて混乱してしまいました。そこで少し分かりやすく調べた情報を纏めてみました。
コケモモ?クランベリー?
- 日本ではクランベリーのことをコケモモと言ったりするが、日本のコケモモは高山植物で、日本のコケモモと海外のコケモモはやや違う。
- コケモモはコケモモとツルコケモモの2つに分類され、名前の通り、つるになるものとならないものという違いがある。
- コケモモとは海外のリンゴンベリーやカウベリーのこと。
- ツルコケモモとは海外のクランベリーのこと。
- 日本ではコケモモもツルコケモモも全て一括りにしてクランベリーと呼んだりすることがあるので紛らわしい。
コケモモとツルコケモモの共通点
- 低木植物だが枝を上に伸ばすのではなく、地際を這うように生長。
- 耐寒性がある。
- 高温多湿が苦手。
- 酸性の土壌を好む。
- 痩せた土地でも育つ。
- 初夏に白い花が咲き、秋に小さな赤い実を付ける。
- 果実は酸味が強く生食には向かず、ジャムやジュースなどに加工される。
コケモモとツルコケモモの違い
コケモモとツルコケモモは花の咲き方と枝葉の生長の仕方の違いで見分ける。コケモモは生育地域の違いにより、リンゴンベリーとカウベリーに分類される。リンゴンベリーには改良品種のレッドキャンディーがある。クランベリーと言ったらツルコケモモを指す。- コケモモ(苔桃、学名:バクシニューム(Vaccinium))
- 花はブルーベリーのような釣鐘型の花を咲かせる。
- 匍匐するように枝葉を広げて伸びる。
- リンゴンベリー(Lingonberry 北欧産)
- リンゴンベリーではなくレッドキャンディーと呼ばれるものがあるが、これはオランダで改良された大実の矮性品種で、節間が短いため沢山実を付けるとされる。
- カウベリー(Cowberry 北米産)
- ツルコケモモ(クランベリー Cranberry)
- 花は花びらの先端が外側に反り返るように咲く。
- つるを伸ばして生長するが、周囲に絡みつくことはない。
ベリーに関する情報サイト
フィンランドで活動する協会、Arktiset Aromit ryによる各種ベリーの紹介。
Arctic Flavours Associationによる野生リンゴンベリーの紹介。
各種ベリーの解説。
私の果樹栽培
ビルベリーではないですが、私のベリー栽培記録です。
ストロベリー
ラズベリー
ブラックベリー
ボイセンベリー
ブルーベリー
コメント
コメントを投稿